2023伊丹国際クラフト展 「ジュエリー」受賞作発表! 大賞は吉岡優希氏の作品「neo」

2023年9月、2023伊丹国際クラフト展『ジュエリー』の受賞作が発表され、大賞に吉岡優希氏の作品「neo」が選出されました。

 

世界20ヶ国より応募が集まった 2023伊丹国際クラフト展『ジュエリー』

「伊丹国際クラフト展」は、1989年(平成元年)より開催されている公募展で、ジュエリーアーティストの登竜門として世界中から注目を浴びています。

4年ぶりに「ジュエリー」をテーマに開催された今年は、世界20ヶ国 302名(うち海外128名)から作品が集結。ジュエリー・金工作家/東京藝術大学教授 岩田広己氏や、彫刻家/京都市立芸術大学名誉教授 小清水 漸氏ら7名の審査員の元、97名(うち海外52名)の作品374点が選出されました。

 

大賞は吉岡優希氏の作品「neo」

大賞に選ばれたのは、東京都在住のジュエリーアーティスト、デザイナー吉岡優希氏による作品「neo」。

アルミニウムハニカムという航空機や建築で使用される、特殊な金属を使った作品で、金属のイメージを覆すような、柔らかさと軽やかさを備えた作品に審査員からは驚きの声が上がりました。

 

新たなジュエリーの可能性を感じる入賞作品

その他の入賞作品も、様々な素材を確かな技術力で活かし、新たなジュエリーの可能性を感じさせる作品が選出。

準大賞 | LEE Hyung Chan「Bone in heart」(Korea)

伊丹賞 | 雷 家純「The Poetic Lines of Architecture: Blue and White」(Macao)

奨励賞 (光陽社賞) | 陳 政罡「Smelting Mountains」(Taiwan)

奨励賞 (光陽社賞) | CONSALVO SANCES Roberta「ANHELITUS」(Italy)

グッドマテリアル賞(佐竹ガラス賞) | 毛 威琦「Two face」(China)

審査員賞 | 荻原 真琴「大人 缶バッチ」(Japan)

きらめき賞(田中直染料店賞) | 呉 周娟「The Long Journey of Growth」(Korea)

 

市立伊丹ミュージアムで入選作品展が開催

2023年11月18日(土)から12月24日(日)の間、市立伊丹ミュージアムにて入選作品が展示されます。
作品は一部を除き購入も可能。

新たなジュエリーの奥深い表現を、驚きとともに楽しめそうですので、ぜひ足を運びたいですね。

2023伊丹国際クラフト展『ジュエリー』
日程:2023.11.18 sat. – 12.24 sun. ※月曜休館
表彰式:2023.11.18 sat.
場所:市立伊丹ミュージアム 展示室 6
住所:〒664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前 2-5-20
入場料:無料
主催:市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体/伊丹市]
協賛:株式会社光陽社、佐竹ガラス株式会社、株式会社田中直染料店
後援:近畿経済産業局、兵庫県、一般社団法人総合デザイナー協会(DAS)、公益社団法人日本ジュエリーデザイナー協会、株式会社ベイ・コミュニケーションズ、伊丹まち未来株式会社


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