誕生石選びの楽しみが広がる!日本の「誕生石」に新たに10種の宝石追加 – 63年ぶり

2021年12月20日、63年ぶりに日本の誕生石に新しい宝石が10石追加され、12ヶ月で全29石となった。

日本の誕生石は1958年に、アメリカの宝石商組合(現ジュエラーズ・オブ・アメリカ)が定めたものをベースに全国宝石卸商協同組合が初めて制定している。

今回の改訂では、ジュエラーズ・オブ・アメリカが設定している誕生石5石に加え、日本独自に、2⽉にクリソベリル・キャッツ・アイ、3⽉にアイオライト、4⽉にモルガナイト、7⽉にスフェーン、そして9⽉にクンツァイトの5⽯を追加した。

12ヶ月の日本の誕生石 ※【NEW】が今回追加になった宝石

1月:ガーネット
2月:アメシスト /【NEW】クリソベリル・キャッツ・アイ
3月:アクアマリン / サンゴ /【NEW】ブラッドストーン /【NEW】アイオライト
4月:ダイヤモンド /【NEW】モルガナイト
5月:エメラルド / ヒスイ
6月:真珠 / ムーンストーン /【NEW】アレキサンドライト
7月:ルビー /【NEW】スフェーン
8月:ペリドット / サードオニックス /【NEW】スピネル
9月:サファイヤ /【NEW】クンツァイト
10月:オパール / トルマリン
11月:トパーズ / シトリン
12月:トルコ石 / ラピスラズリ /【NEW】タンザナイト /【NEW】ジルコン

新しく追加された宝石は、それぞれ個性豊か。以下にその宝石をあしらった人気ブランドのジュエリーを一部紹介したい。

4月 モルガナイト | 時に青みを帯びた煌めきを見せ、透明感溢れるローズピンクのモルガナイトを仕立てた《MISUI(ミスイ)》のリング。「宝石の彫刻家」と称される、ムーンシュタイナーが手掛けたカットがより一層石の美しさを引き立てています。詳しくは CULET ONLINE STOREをご覧ください。

7月 スフェーン | 鮮やかで濃い黄緑色のスフェーン。光を分散する能力がダイヤモンド以上に高く、赤やオレンジにチラチラ輝くファイア(またはディスパーション)という現象が起き、見る角度によってさまざまな表情で楽しませてくれます。こちらは《Fillyjonk(フィリフヨンカ)》のリング。詳しくは CULET ONLINE STOREをご覧ください。

8月 スピネル | 含有成分によって赤、ピンク、青、緑、黄色などのカラーバリーションが豊富で、その色の濃淡も様々なスピネル。こちらはほんのり紫色を含んだ深い青色が特徴的な《bororo(ボロロ)》のリング。微量の鉄を含むことで紫から青に発色し、ややくすんだカラーが大人の雰囲気漂います。詳しくは CULET ONLINE STOREをご覧ください。

9月 クンツァイト(下) | スポジュメン(和名リシア輝石)の1種で、薄く紫がかったライラックピンクの石。強い多色性があり、見る角度によって透明に見えたり、紫に見えたりすることがあります。こちらは《HiMARI(ヒマリ)》のピアス。詳しくはNew Jewelry Online Store をご覧ください。

12月 タンザナイト | 夕暮れ時の空を映し出したような淡い群青色が印象的ですが、実は自然光の下ではより透明感に満ち、夜のライトや白熱灯の下では高貴な紫味を帯びるその多色性に、虜にされる方の多い石。こちらは《TOMOKO FURUSAWA JEWELRY(トモコフルサワジュエリー)》のイヤカフ。詳しくはCULET ONLINE STOREをご覧ください。

身に着けていると幸せが訪れるとも言われる誕生石。今回の新たな制定により、これまで1種しかなかった月に新たな選択肢が増えたり、単⾊の宝⽯しか選べなかった⽉も、カラーバリエーションが拡大。

自分自身へのご褒美として、またプレゼントを選ぶ楽しみも増えそうなニュースとなった。

※サイトTOPページの画像はイメージです


RECENT POSTS