建築的思考でジュエリーを考える トラフ建築設計事務所に訊く
How Could Architectural Thinking Find Its Way to Jewellery? A Conversation with TORAFU ARCHITECTS
建築家として世界的に活躍するトラフ建築設計事務所の鈴野浩一氏のインタビューが、バルセロナ発信のウェブマガジンKlimt02に掲載された。
建築家がデザインしたジュエリーと聞くと、緻密な計算に基づくデザインや、その建築家の特長的な造形をデザインに盛り込んだものが真っ先に思い浮かぶ人も少なくないと思う。しかし、2012年にトラフが初めて発表したウェディングリングは、とても新鮮な印象の、シンプル極まりないリングだった。
本インタビューは、そんなトラフが手がけた「時」をテーマとしたウェディングリングの生まれた経緯から紐解き、彼らの建築的な思考、建築的な発想の源に迫っている。世界を舞台に今や建築だけではなく、多くのプロダクトや舞台美術も手掛ける彼らの基盤には何があるのか。二人の根底にあるワクワクした気持ちをポジティブに形にする仕事ぶりに心動かされます。
トラフ建築設計事務所 鈴野浩一氏インタビューはこちらから
記事の中には「日本語版 – Japanese version」もあるので、ウェディングリングの生まれたきっかけや、2015年にデザインされたダイヤモンドリングなどのストーリーについてもお楽しみください。
※この記事で紹介されているすべてのリングのご購入につきましては、
製造元・販売店のgallery deux poissons宛てに直接お問い合わせ下さい。
ウェブサイト | http://www.deuxpoissons.com/artists/wedding/torafu/torafu.html
販売店 | http://www.deuxpoissons.com/artists/wedding/torafu/halfround.html
株式会社トラフ建築設計事務所 / TORAFU ARCHITECTS
鈴野浩一(すずの こういち)と禿真哉(かむろ しんや)により2004年に設立。建築の設計をはじめ、インテリア、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。主な作品に「テンプレート イン クラスカ」「NIKE 1LOVE」「港北の住宅」「空気の器」「ガリバーテーブル」「Big T」など。「光の織機(Canon Milano Salone 2011)」は、会期中の最も優れた展示としてエリータデザインアワード最優秀賞に選ばれた。2015年「空気の器」が、モントリオール美術館において、永久コレクションに認定。2011年「空気の器の本」、作品集「TORAFU ARCHITECTS 2004-2011 トラフ建築設計事務所のアイデアとプロセス」 (ともに美術出版社)、2012年絵本「トラフの小さな都市計画」 (平凡社)、2016年「トラフ建築設計事務所 インサイド・アウト」(TOTO出版)を刊行。
公式HP | http://www.torafu.com
『三月の5日間』リクリエーション
劇団チェルフィッチュの芝居『三月の5日間』リクリエーションの舞台美術を担当。初演は2017年12月に横浜で行われたが、2018年3月まで豊橋、京都、香川、名古屋、長野、山口を巡回する予定。
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©Klimt02 + ©Makiko Akiyama