日本の伝統工芸に新たな視点を《HIZEN jewelry》POP UP EVENT開催 – 日本橋

2021年9月22日(水)〜10月5日(火)の間、日本橋三越本店 本館5Fにて《HIZEN jewelry(ヒゼン ジュエリー)》と《CATHRI(カスリ)》のPOP UP EVENTが開催される。

株式会社ビームスの様々なレーベルから厳選したアイテムをセレクトし再編集する業態<BEAMS Planets>のディレクター佐藤幸子が監修し、福岡県の伝統的工芸品である「久留米絣」を取り入れたウェアを展開するブランド《CATHRI(カスリ)》と、佐賀県肥前の陶磁器をジュエリーに再構築したブランド《HIZEN jewelry(ヒゼン ジュエリー)》。

《HIZEN jewelry(ヒゼン ジュエリー)》は、佐賀県肥前地区の5つの産地、有田焼、伊万里焼、唐津焼、嬉野吉田焼、武雄焼の陶磁器を、ジュエリーという新たなカテゴリーによって表現した商品を販売。やきものの伝統的な質感や技法を活かし、陶磁器を宝石に見立てた美しいジュエリーがラインナップ豊富に並ぶ。

唐津焼(唐津市) | 古くから茶の世界では「一井戸、ニ楽、三唐津」という茶碗の格付けがあり、茶の湯の名品として多くの茶人に愛されました。また、「備前の徳利、唐津のぐい吞み」と言われるように酒器としての評価も高く、飽きのこない一品に出会う楽しみもあります。

伊万里焼(伊万里市)| 伊万里大川山内では、江戸時代、佐賀藩の御用窯が置かれ、将軍家などへ献上する特別にあしらえた焼き物「鍋島」が焼かれていました。現在の窯元は、高度な技法を受け継ぎながらも新たな技術を取り入れるなどし、「伊万里・鍋島焼」として約350年の歴史と伝統を引き継いでいます。

肥前吉田焼(嬉野市)| 天正5年(1577年)ころに始まり、その後、寛永年間(1624年~44年)、蓮池藩主、鍋島直澄が朝鮮陶工を吉田山に招き、磁器を焼かせた頃から本格的に製造が始まったといわれています。現在もスタイルにとらわれることなく技術向上に励んでいます。

また、《CATHRI(カスリ)》からは、通常コレクションの販売に加え、ブランドのアイコン的存在のガウンドレスのウエスト部分の久留米絣を、いくつかのヴィンテージ絣からお好きに組み合わせてオーダーできるセミオーダー会が開催される。

さらに会場では、《inapot(インアポット)》とマクラメアーティスト《Wood&Knot(ウッドアンドノット)》による、有田焼の古い器に植物を植えたプラントハンガーも販売。日本の伝統工芸の奥深さを改めて感じられるイベントになりそう。


POP UP EVENT
日時:2021.9.22 wed. – 10.5 tue.
場所:日本橋三越本店 本館5F スペース#5
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
URL:https://www.mistore.jp/store/nihombashi.html
お問い合わせ:03-3241-3311(大代表)


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