2025年6月、アメリカの老舗ジュエリーブランド《TIFFANY & CO.(ティファニー)》が、コンテンポラリーアーティスト《Daniel Arsham(ダニエル・アーシャム)》との最新コラボレーション作品を発表しました。
歴史とアートが融合した限定ジュエリー
今回発表されたのは、「Bronze Eroded Penny Vessel(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)」に収められた特別な「ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス」。
ニューヨークのアーシャム スタジオでハンドメイドされた全39点の限定ジュエリーで、18Kホワイトゴールドに約1,000石のダイヤモンド(合計6カラット超)、約500石のツァボライト(合計3カラット超)が贅沢にあしらわれています。ティファニーの1971年製アーカイブデザインを現代的に再解釈したこのネックレスは、ブランドを象徴する「ハードウェア」コレクションの新たなアイコンです。
アートピースとしての「侵食した硬貨のブロンズ製ケース」
ネックレスを収めるブロンズ製ケースは、ティファニーが1885年に手掛けた米国国章のデザインと、アーシャムの代表作「Study of the Eroded Penny」に着想を得た彫刻作品。
緑青を纏ったブロンズと磨き上げられたクリスタルが印象的なデザインで、アーシャムが掲げる「Future Relics(未来の遺物)」の美学を体現しています。ティファニーブルーの木箱に収められ、ホワイトグローブや特製ボックスも付属する仕様です。
-アーシャムのコメント
「私の作品は、歴史とは生きて進化するものだという考えを探求しています。ティファニーもまた、クラフトマンシップとヘリテージに深い敬意を払うブランドです。このコラボレーションを通じて、私の『Future Relics』というコンセプトをさらに進化させ、アイコニックなシンボルを全く新しい形へと昇華できました」
TIFFANY & CO.
URL:https://www.tiffany.co.jp/