ブルガリ 色彩豊かな宝石の旅

2025年8月
2025.9.8

2025年8月、《BVLGARI(ブルガリ)》が宝石探しのために訪れたインド・ジャイプールでの様子を公開しました。

ブルガリ ハイジュエリーの原点 インド・ジャイプール

《BVLGARI(ブルガリ)》において、すべてのハイジュエリーの傑作は一つの輝きから始まります。それは、秘められたエネルギー、鮮やかな色彩、そして人々を魅了する宝石そのもの。今回も、ハイジュエリー制作の原点であるインド・ジャイプールでの宝石探しの段階から既に魔法が始まっていました。

ジュエリー クリエイティブ ディレクターであるルチア・シルヴェストリは、5月に発表された最新ハイエンド コレクション「ポリクロマ」の鼓動となる貴重な石を選ぶためにジャイプールを再訪。この旅にはグローバルアンバサダーであるプリヤンカー・チョープラー・ジョナスが同行し、彼女の故郷、インドの地で《BVLGARI(ブルガリ)》のクリエイションの根幹をなす感性、専門知識、インスピレーションを自ら体験しました。

ジャイプールで出会う万華鏡のような色彩

「ピンクシティ」として知られるジャイプールは、カラーストーンの世界的な中心地。そこには、何世紀も受け継がれてきた技術、卓越した職人技、そしてルベライト、エメラルド、トルマリン、サファイアといった万華鏡のような色彩が存在します。これまで40回以上もジャイプールを訪れているルチア・シルヴェストリにとって、この街は単に素晴らしい素材の供給源というだけではありません。そこは、自然の恵みと人間の芸術性が融合し、色彩が文化として息づく場所なのです。

インドに生まれ様々な大陸で育ったプリヤンカー・チョープラー・ジョナスにとっては、この旅は自身のルーツとの再会となりました。街の豊かな色彩と伝統に触れる中で、彼女はルチア・シルヴェストリと共に宝石カットの伝統的な技術を体験し、故郷の土地とその文化遺産との絆を深めたことでしょう。それは伝統と革新が出会う力強い瞬間であり、インドの悠久の精神と《BVLGARI(ブルガリ)》の大胆な創造的ヴィジョンが融合する場でもあったはずです。

宝石を選ぶことは愛そのもの

《BVLGARI(ブルガリ)》のクリエイティブな世界において、色彩は単なる装飾ではありません。それはDNAであり、感情、動き、喜び、アイデンティティを語る言葉。それぞれの宝石は、その色合い、輝き、形、エネルギーによって選ばれ、想像力が羽ばたく直感的なプロセスの始まりを告げます。

「ふさわしい石を見つけた瞬間、私はもう夢を見始めるのです。色彩には何か特別な力があります。それは記憶を呼び起こし、アイデアを刺激し、ペンが紙に触れる前にデザインに命を吹き込むのです」

こう語るルチア。彼女にとって宝石を選ぶことは、愛そのものなのです。

長年にわたりジャイプールの宝石サプライヤーを訪れる中で、信頼と尊敬に満ちた関係を築いてきたルチア。サプライヤーとの刺激的な時間や、ジャイプールの歴史的な宮殿や活気に満ちた街並みの中で、ルチアはプリヤンカーを宝石と職人たちの親密な世界へと誘いました。職人が宝石と心を通わせるような瞬間や、たった一つの輝きが無限に広げる創造の世界は、普段華やかな表舞台からは目にすることができません。

インスピレーションを現実にする力とは

この旅は、《BVLGARI(ブルガリ)》のハイジュエリーがいかにして生まれるのか、その原点を私たちに教えてくれます。ジャイプールで選び抜かれた宝石たちが次に向かうのはローマ。ルチア・シルヴェストリのデスクに届けられ、そこで新たな命が吹き込まれるのです。

無数の組み合わせと可能性を試し、完璧な調和を追求するルチアは、秘められた輝きを確信して初めてその宝石を選びます。この直感と創造性こそが、最初のインスピレーションを現実へと変える力であると言えるでしょう。

最適なバランスが見つかると、ルチアはデザインチームと協力してヴィジョンをスケッチに落とし込み、熟練した職人たちにデザイン画を託します。彼らの手によってコンセプトが二次元の世界から解き放たれ、具現化されると、息をのむほど美しい三次元のジュエリーに。

それぞれの才能が響き合う、感動的なシンフォニー。完璧な美を追い求め、情熱を注ぎ込み、細部にまで徹底的にこだわり抜くことで、人々を魅了する傑作が誕生するのです。

BVLGARI(ブルガリ)
お問い合わせ先:ブルガリ・ジャパン
TEL | 0120-030-142
URL | https://www.bulgari.com/ja-jp/


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