影山公章「時の断片」約60点が集う個展を恵比寿で開催

gallery deux poissons - 9月12日(土)-27日(日)

2026年9月12日(土)〜9月27日(日)の期間、東京・恵比寿のgallery deux poissons(ギャラリードゥポワソン)にて、ジュエリー作家・影山公章の個展「Fragment of time – 6(時の断片-6)」が開催されます。

素材に刻まれた「時間」をジュエリーへ

1948年静岡生まれのジュエリー作家・影山公章。東京芸術大学で鍛金を学び、同大学院美術研究科を修了後、生活用器やオブジェ、ジュエリーなど幅広い制作を手がけてきました。

国内外で展覧会やワークショップを開催し、2015年にはドイツのハーバート・ホフマン賞を受賞。作品はイギリスのヴィクトリア&アルバート博物館をはじめ、ドイツの国際デザインミュージアム、アメリカのSCADミュージアムなどのパブリックコレクションにも収蔵されています。

日本に古くから伝わる刀装具や甲冑などの伝統的な技法を踏まえながら、写実的な植物モチーフから幾何学的なデザインまで、自由な発想でジュエリーの表現を探求しています。

300年前の古漆と、メキシコで出会った素材

「Fragment of time」は、影山が1993年の個展から一貫して掲げてきたタイトルです。

作品に用いられるのは、約300年前の神輿に残されていた漆の破片や、太古の樹液が化石化した琥珀、木の化石であるジェットなど、長い時間を内包する素材。それぞれの素材が刻んできた時間に、作家自身が生きる「現在」が重なり、ひとつのジュエリーの中で幾つもの「時の断片」がつながっていきます。

2014年からメキシコを訪れるようになった影山は、現地でメキシコオパールの原石をはじめ、すでに閉山したナコザリ鉱山のターコイズや、メキシコ南部・チアパス州の琥珀など、さまざまな素材と出会ってきました。

今回の個展では、こうした自身にとって新しい素材と、長年作品に用いてきた古い神輿の漆の断片を組み合わせ、新たなジュエリーへと展開します。

琥珀、ターコイズ、古漆 – 約60点の作品が集結

新作リングでは、四角や丸を基本としたジェットやラピスラズリのベースに、琥珀やターコイズ、古漆を組み合わせています。自然が生み出した一つとして同じもののない素材と、端正な幾何学的フォルムとのコントラストが、それぞれの色彩や質感を際立たせるモダンで遊び心のある作品です。

さらに、二つのキューブで構成された古漆のペンダントシリーズなど、会場には約60点の作品が一堂に並びます。

異なる場所で生まれ、異なる時間を重ねてきた素材が、影山公章の手によってひとつのジュエリーとして結びつく「Fragment of time – 6」。素材そのものが持つ時間や記憶にも目を向けながら、その世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

Kimiaki Kageyama Exhibition“Fragment of time – 6” (時の断片ー6)
日時:2026年9月12日(土) – 9月27日(日) 12:00-18:00 ※月曜休廊
場所:gallery deux poissons
住所:東京都渋谷区恵比寿2-3-6 1F
URL: https://deuxpoissons.com/exhibition/kimiaki-kageyama-exhibition-fragment-of-time-6
お問い合わせ:03-5795-0451

オープニングレセプション:
2026年9月12日(土) 17:00-19:00

作家在廊日:
9月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)、26日(土)、27日(日)
※在廊日時は変更する可能性がございますので、最新の情報はSNS、もしくはギャラリーに直接お問い合わせください。

※会期中、一部の作品はONLINEからも購入可能。
(販売開始予定日時:9/16 (wed) 12:00 – )
https://gallerydeuxpoissons.katalok.ooo/ja

Kimiaki Kageyama / 影山 公章
1948年静岡生まれ。東京芸術大学にて鍛金を学び、同大学院美術研究科を修了。生活用器やオブジェ、ジュエリーと幅広い制作を行ない、国内外で展覧会やワークショップを開催するなど第一線で活躍し続けると同時に後進育成にも力を注いでいる。2015年ハーバート・ホフマン賞(ドイツ)を受賞するなど国際的に高く評価され、作品はヴィクトリア&アルバート博物館(イギリス)、国際デザインミュージアム(ドイツ)、アリス&ルイ・コッホ・コレクション(スイス)等のパブリックコレクションに収蔵されている。
近年の個展に、ロンドンのギャラリーSOでの”Still Flowers”(2014)、ワシントンD.C.のジュエラーズ・ヴェルク・ギャラリーでの”Galaxy”(2022)、フィレンツェのガレリア・アントネッラ・ヴィラノバでの”Kimiaki Kageyama Jewelry Exhibition”(2025)など他多数。