EVENT

New Jewelry 2015 へ参加のブランドをご紹介!New Jewelry -plus- 開催レポート 前編

新たなクリエーションを発信するブランドで構成されたフレッシュな展示会、”New Jewelry -plus-“が、9月4日(金)〜6日(日)の3日間、クラスカ The 8th Gallery にて開催されました。New Jewelry の新しいプラットフォームである本展示会も今年で2回目の開催、大盛況となりました。このイベントに出店された一部ブランド・デザイナーをご紹介します。更にこの中には、3331 Arts Chiyoda にて12月に開催されるNew Jewelry に参加するブランドも。New Jewelry -plus- にいらした方も、そうでない方も、気になるブランドがあるはず!是非ご覧ください。

 

1

真鍮を素材にしたヘアアクセサリーブランド、serial number(シリアルナンバー)。ご主人が美容師さんであるデザイナー圭奈さんは、ご主人のお仕事に合わせたヘアアクセサリーを展開するべく、ブランドをスタート。物腰柔らかく丁寧で芯のある姿勢がそのまま、作品に反映されているようでした。

アイテムにはすべてシリアルナンバーが入っていて、<連続の>という意味でお客様とつながっていくことを示している。ソリッドな素材感に丁寧な手仕事でシンプルに仕上がったアクセサリーは、日々の中で自分に馴染んでくれそう。

3

建築とファッションをされていたデザイナーが手がけるHAAS(ハース)。偏光アクリルのプレートや色付けしたハーキマークオーツなどの新しい素材に出会い、コンテンポラリージュエリーに変換させて展開するブランドです。その素材の捉え方は、極めてファッション的。透明感と、どこかスピード感を感じさせるジュエリーがラインナップされていました。

中でも個性的だったのがアクリルのピアス。ちょうど窓の前に立つスタッフの方が身につけられていたのですが、動くたびに光を反射しキラキラと目を引きました。透明感を纏いながら、素材的にも気軽なアクセサリーは、遊び心のある大人にぴったり。

6

大人ができるカラフルなアクセサリーを展開するSam(サム)。日本人らしい繊細なデザインに、ちょっぴり遊び心を効かせたデイリージュエリーをコンセプトにされているそうで、その通りほどよい存在感。ピアス、ブレスレット、ネックレス、リングなど、アクセサリーを重ねづけする足し引きは難しいものですが、Samでの一揃いならば組み合わせを楽しんで身につけられそうです。

使われているビーズという素材には無数に色数があり、その中からパターンが作られるわけですが、色とりどりのビーズを使っているのに、不思議とSam のアクセサリーには統一感が。日常に色を差し込んでくれそうなアイテムが並んでいました。トラベルジュエリーにも。

※New Jewelry 2015 @ 3331 Arts Chiyoda 不参加

4

Yumiko Yoneda さんが展開するRice(ライス)。丸・三角・四角などのシンプルな形をひねる・折る・つなげることで遊び心あるアクセサリーを発表しています。中でも、大きな三角や丸・四角のネックレスは、コンテンポラリーで独特な個性を放っていました。大胆な構造は、手を動かしながらデザインすることで生まれるそう。

シンプルな形をモチーフに、ひねる・折る・つなげるという構造をデザインされた作品だけを見て、デザイナー米田さんの明るくまっすぐな雰囲気を想像することは難しいですが、ご本人とお話してみると、線で構成されたそのアウトプットに納得がいきます。こんな出会いも、デザイナーに会えるNew Jewelry ならでは。

8

富山県氷見市にアトリエを構えるDouze(ドゥーズ)。木を切り出し塗装をしたモチーフのネックレス、折った紙を樹脂をつかって固定したブローチなど、素材を構築的に捉えたアクセサリーが並びます。その手仕事感ある展開は、家具を学んだデザイナーならでは。手にしたときにしっとり馴染む心地よい重さがあり、他にはないボリューム感。プロダクトのような出で立ちに個性が見えるブランドです。あえてルールを持たず、心地よいと感じる方向にデザインをしていくそう。

2014年に発表されたコンテンポラリージュエリーの現ラインのほか、バッグや革小物を中心に作っているとのこと、ファブリック使いの豊かさにも納得がいきます。

12

樹脂のアクセサリーが目を引くLissita(リシータ)。一見インクルージョンが入った天然の鉱物のような樹脂のかたまりを使ったブローチやピアスは実は、加工の段階で樹脂に和紙を混ぜて作るそう。制作を重ねる中で和紙に出会い、その素材の世界を探求することが楽しくてしょうがないとお話されていました。

独特の世界観がある色合いやボリューム、それでもどこか和を意識せざるを得ない展開は、スペインに移住した経験から海外から日本をみつめるようになったことが影響しているといいます。日本の独特な文化に改めて惹かれ制作をはじめ、着物の帯留めなどの展開もされていました。

————–

参加されたのは全36組。参加ブランドのご紹介は、後半へ続きます。

上記でご紹介したブランドを(一部ブランドを除く)含む総勢100組のブランド・作家が参加するNew Jewelry 2015 はいよいよ12月4・5・6日の開催です。詳しくはこちらより、ご覧ください。

 

interviewd by Hiromi Midorikawa
photo by Yuka Yanazume

RECENT EVENT