Winter Letter from New York – vol.1 《 H.P.F, Christopher 》

もう寒い季節なんてやってこないかもしれないと錯覚するほど、アイスクリームを片手に眩しい夏が続いたニューヨークも、10月がはじまるやいなや、めっきり冷え込み、片手に握りしめるのは温かなスープに変わりました。

アメリカの人々にとって、11月末のサンクスギビングの準備や、クリスマスのギフト探しは、とてもとても大きなイベントです。私が働くお店H.P.F, Christopherにいらっしゃるお客様も「このネックレスはホリデーギフトの候補だなぁ」などと話しはじめるので、私たちも、その方の恋人やご家族への大切な気持ちを思い浮かべながら、ジュエリーをひとつずつショーケースから取り出してお見せするのです。

ここ数年、クリスマス時期に”LOVE and GIFT”というキャンペーンを展開しているのですが、大切な人に大切な贈り物のとともに大切な気持ちを伝えるのは、この冬が厳しいニューヨークでは、心を暖めるのに一番の方法のように思います。…..と、ホリデー向けのジュエリーやホームグッズの買い付け真っ最中の今、この文章を書きながら、気持ちも一気に雪積もる年末くらいまで飛んでしまいました。

生まれてから東京で暮らし続けた私が、ニューヨークへの引越しを決めたのは、単純に東京以外のどこか違う街に住んでみたい!という想いと、多様な文化が絶妙なバランスで成り立っているこの街にいつも心惹かれていたから。

引越しをしてみると、冬がこんなに寒くて長いなんて知らなかった!ダウンジャケットが苦手なのに、どうやってこの寒さに寄りそおう!とか、日常のいろいろなもののサイズが大きく、不用意に足の指や肘をぶつけていつも痛い!アザだらけ!とか、いろいろ小さなことがあるわけですが、アパートがあるブルックリンから、職場があるマンハッタンのウェストビレッジ地区までの通勤で毎朝毎晩、自転車や地下鉄で、ウィリアムズバーグブリッジやブルックリンブリッジを渡る間に、橋の骨組みの隙間から、空高くすっと伸びたビル群やイーストリバーを見ると、心もすっとクリアになるので、今の生活のリズムがとても気に入っています。

こちらのブログのお話をいただいて、ジュエリーをキーワードに、ニューヨークでの暮らしのことや、愛すべき人たちのことをこうして書けるのが、とても楽しみです。マイペースな更新にはなりますが、見つけたときに読んでいただけたらうれしいです。


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Keiko Anzai
Keiko Anzai
安西啓子 Keiko Anzai
東京生まれ東京育ち、ブルックリン在住。 大学在学中より、インテリアショップやジュエリー業界にて経験を積んだ後、アッシュ・ぺー・フランス株式会社にて、新規事業の立ち上げに携わったり、地球の反対側まで新しい何かを探しに行ったりしていた。 2016年よりニューヨークの店舗H.P.F, Christopherのストアマネージャーとして勤務。ニューヨークに集まる世界中のわくわくに触れながら、日本の様々なプロジェクトのサポートもしている。


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